予防接種の種類
当院では下記の細菌、ウィルスに対するワクチンの予防接種を行っています。予約制になっていますので、新型コロナウイルスワクチンはつくば市の予約サイト、それ以外のワクチンは電話(029-886-9798)にてご予約をお願いいたします。他のワクチンについても対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
インフルエンザウィルス
インフルエンザは毎年11月下旬くらいから流行り始め、1月〜3月上旬くらいにピークを迎えます。インフルエンザワクチンは接種後、2週間ほどで効果が現れます。この効果が5ヶ月間ほど持続するといわれています。そのためピークから逆算して10月中、遅くても11月中にインフルエンザワクチンを接種されることを推奨しています。接種したからといって全く発症しないわけではありませんが、インフルエンザにかかっても、深刻な状態にならない効果があります。65歳以上の方は一部公費助成があります。
今年度は自費の場合、4,500円で行っています。
肺炎球菌
我が国の国民全体の死亡原因の上位に肺炎があります。肺炎死亡者のほとんどが65歳以上と報告されています。肺炎球菌は肺炎の原因の一つですが、ワクチン接種により事前に免疫を作っておくことが可能で、感染しても深刻な状態にならない効果が期待されます。この効果は5年間ほど持続するといわれています。ワクチン接種後5年以上経っていましたら、再度接種されることを推奨しています。
ヒトパピローマウィルス(HPV)
HPVワクチンは子宮頸がん予防ワクチンとも呼ばれ、将来の子宮頸がんを予防するためのワクチンです。開始当初に重い副反応が疑われる報告があり積極的な勧奨が差し控えられましたが、その後の研究で接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが確認されたため、令和4年4月1日から小学6年生から高校1年生相当年齢の女子を対象に積極的な勧奨が再開となりました。対象者は無料ですが、全3回の接種を終えるまでに約6カ月かかるため、接種期間内に終わるよう計画的に接種を受けましょう。
新型コロナウィルス(COVID-19)
新型コロナウィルス(COVID-19)は変異を繰り返し弱毒化してはいますが、高齢者や合併症のある方は重症化しやすいことがわかっています。国は感染拡大防止のためにも幅広くワクチン接種を推奨しています。対象者にはつくば市から接種案内が届きます。当院は接種機関になっておりますので、下記つくば市の予約サイトよりお申込みください。
予防接種の効果
予防接種は特定の感染症を発症しにくくするだけでなく、感染症の重症化を防ぐ効果が期待されます。使用するワクチンは感染症を引き起こす細菌やウイルスを弱毒化または無毒化したものです。体内に投与することで抗体ができ、感染症にかかった場合でも重症化を防ぎます。
予防接種が受けられない方
予防接種は発熱があるなど体調が悪いと受けられません。接種予定日に体調が悪かった場合、再度日程調整を行います。
ワクチン接種の副反応について
ワクチン接種の副反応として打った箇所の赤みや腫れ、発熱、頭痛などがみられますが、ほとんどが数日で回復します。気になる症状がありましたら速やかにご相談ください。
料金一覧
値段 | |
---|---|
インフルエンザ | 4,500円 |
肺炎球菌 | |
ヒトパピローマウィルス(HPV) | |
新型コロナウィルス(COVID-19) | |
麻疹・風疹ウィルス(MR) | |
流行性耳下腺炎 | |
髄膜炎菌 | |
帯状疱疹 | |
B型肝炎 | |
破傷風トキソイド |
*当日の接種はできません。必ず事前にご予約下さい。